昨今の新型コロナウイルスの感染防止による密回避、コロナ太りの解消、休日を楽しむスポーツなど、世界中で自転車ブームが起きている今日。これを機に新しい自転車に乗り換えようと考えている人も増えています。
かくいう私もその一人で、先日、ホームセンターで焼く1万円で購入したママチャリを手放し、新しい自転車を購入しました。自転車のカテゴリーとしては、ミニベロという小口径車（タイヤが小さい自転車）です。
ミニベロはタイヤが小さい故に走行性に難があるのも事実。走行性を両立させようとすると、どうしても価格が高いモデルになりがち。
そんな中、ミニベロでありながらも、走行性に優れていて、なおかつ、10万円以下（5～10万円の価格帯）で購入できるミニベロがあります。
ということで、今回は、アメリカの折り畳み自転車の専業メーカーDAHON（ダホン）が手掛ける、ミニベロでありながらも走行性に優れたミドルレンジモデル「DAHON Speed Falco（ダホン スピードファルコ）2021年モデル」のレビューをしていきます。
本記事をオススメする人
- DAHON Speed Falcoに興味がある人、購入を考えている人。
- 予算5～10万円で購入できるミニベロを探している人。
- 走行性を兼ね備えたミニベロを探している人。
本記事で得られる情報
- DAHON Speed Falcoのスペック
- DAHON Speed Falcoの購入時の付属品（標準装備品の内容）
- 2021年モデル（ネオンホワイト）の外観
- DAHON Speed Falcoの使用感
DAHON「Speed Falco（スピードファルコ）」の概要と特徴
（※公式HPより引用）
ダホン スピードファルコは、8段変速、クロモリフレーム、ETRTO451ホイールを採用した折り畳み式のミニベロにで、ダホンの10万円以下で購入できるラインナップの中で、最も走行性に優れたモデルです。
ポイント
- 8段変速
- クロモリフレーム
- ETRTO451ホイール
DAHON「Speed Falco（スピードファルコ）」のスペック
| 重量 | 12.0㎏ |
| ホイールサイズ | 20インチ（ETRTO451） |
| 変速ギア | 8段変速 |
| 折り畳みサイズ | W82cm × H66cm × D36cm |
| サドルからペダルまでの距離 | 680～950mm |
| フレーム | 4130 Chromoly, Vice Grip technology, w/Luggage socket |
| フォーク | Dahon Slip Stream aluminum fork |
| ハンドルポスト / ステム | Radius onepiece, rightside folding, 300mm/8° |
| シートポスト | Dahon Super Light aluminum, 33.9x580mm |
| ブレーキ | Promax DHV-218 |
| ブレーキレバー | Tektro ML520 |
| ホイール / F | Dahon Comp 451, 20H, OLD:74mm |
| ホイール / R | Dahon Comp 451, 28H, OLD:130mm |
| タイヤ | Kenda Kwest, 20x1-1/8, F/V |
| クランクセット | Dahon Supra, 53T, CNC chainguard |
| ディレイラー / F | N/A (w/FDmount) |
| ディレイラー / R | Shimano Altus, RD-310 |
| シフター | Shimano SL-M310 |
| カセット | Shimano CS-HG41-8, 11-32T |
| ペダル | Folding alloy body |
| キックスタンド | アルミニウム |
| カラー | ピーナッツゴールド / ネオンホワイト / マットガンメタル / マットブラック |
DAHON「Speed Falco（スピードファルコ）」購入時の同梱物
取扱説明書類一式
取扱説明書には、点検の仕方、折り畳みの仕方など、一通り書かれているので、初心者でも困ることはないでしょう。実店舗での購入であれば、折り畳み方法など一通り教えてもらえると思います。
付属品（標準装備品）
ベルと反射板（フロント・リア）が同封されています。（※ライト・ロック類は、付属していません。）
DAHON「Speed Falco（スピードファルコ）」の外観
※購入したのは、2021年モデルの「ネオンホワイト」になるため、ネオンホワイトの外観レビューになります。（画像はクリックで拡大できます。）
フロント周り
スピードファルコは、カラーによってフロントフォークのカラーが異なります。ピーナッツゴールド / ネオンホワイト / マットブラックは、フレームと同色。マットガンメタルは、光沢のあるブラックです。
ハンドル周り
ハンドルバー、シフトレバー、ブレーキレバー、ステムの色は、全カラー共通で光沢のあるブラックで統一されています。シフトレバーはトリガータイプ。
付属品のベルは、金属部分がシルバー、クランプ部分はブラック。
フレーム周り
2021年モデルのネオンホワイトは、全体的に光沢のあるホワイトカラーですが、ワンポイントで入っているカラーラインは蛍光イエローといった感じです。
サドル周り
サドルは、ブラック。ワンポイントでダホンのマークがデザインされています。
シートポストは、ハンドル周りと同じ光沢のあるブラックです。
ペダル周り
クランクセット（クランク、チェーンリング）は、ハンドル周り、シートポスト同様に光沢のあるブラックです。
ペダルは、ブラック。靴を置くゴム部分がグレーになっています。
リアディレイラー周り
リアディレイラー部分のフレームにも、ワンポイントで蛍光イエローのカラーラインが入っています。
タイヤ周り
タイヤ、フロントハブ、リアハブのカラーは、ブラック一色です。
DAHON「Speed Falco（スピードファルコ）」の使用感
ミニベロで在りながらも優れた走行性
ミニベロで最も見られる20インチのタイヤサイズですが、同じ20インチの中でもタイヤサイズの大きい「451」の規格を採用しているモデルのため、ミニベロらしくコンパクトながらも、スポーツ寄りのスピーディーな走りを実現させています。
タイヤサイズの小さい「406」規格と比較すると、わずか数cm程度しか直径が変わらないですが、走行時には、そのわずかな差が明確に走りに現れいます。
加えて、変速ギアが8速まであるため、登りから下りまで多彩な道路状況に対応することができます。トップギアで走ろうものなら、ママチャリよりも速度が出ます。
圧倒的な漕ぎ出しの軽さ
重量12㎏と非常に軽いです。私が以前乗っていたママチャリの重量は約18㎏でしたので、それと比べると、5㎏以上も軽いことになります。
この軽さは、走行しているときは勿論のこと、特に発進時に明確に差を感じることができます。漕ぎ始めが軽いのでストップ＆ゴーが多い街中での走行ではこの恩恵を十二分に感じることができます。
軽快なハンドリング
コンパクトゆえに、非常に小回りが利きます。路地裏などの細い道路、交通量や人込みの多い道でも難なく走ることができます。
ミニマルでおしゃれなデザイン
なんといってもおしゃれな外見。視界に入るたびにテンションが上がります。使用頻度が高いうゆえに、十分な満足感を感じさせてくれます。
DAHON「Speed Falco（スピードファルコ）」レビューのまとめ
ミニベロという小口径車にある程度の走行性を求めるとなると、必然的に高額なモデルになりがちです。その中でも、10万円以下で購入できるスピードファルコは、数あるミニベロの中でも、走行性と価格とのバランスが良く、コストパフォーマンスが良いミニベロだと思います。